カードローンを利用したい!審査の流れと押さえておきたいポイントを紹介

給料日まで日があるのに生活費が足りなくなった、入院することになったなど、急にまとまった現金が必要になることがあります。そんなとき、カードローンが利用できれば限度額内で必要な額が借りられて安心です。しかし、初めてカードローンを申し込む場合は、わからないことも多いでしょう。そこで、この記事ではカードローンの審査の流れや押さえておきたいポイントなどについて紹介していきます。

カードローンの種類を知ろう!

カードローンには銀行系、信販会社系、消費者金融系などいくつかの種類があり、事業者カードローンもあります。分類の基準は、どこがローンカードを発行し融資をおこなっているかということです。銀行系とは銀行が提供しているカードローン商品のことで、メガバンクから地方銀行まで多くの銀行が扱っています。申し込みから借り入れをおこなうまでにある程度の期間が必要なことが多く、金利は低めです。信販会社系は、信販会社が発行するローンカードで借り入れするもので、金利は銀行系より高いことが多いでしょう。

消費者金融系は、消費者金融が発行するカードによって現金を借り入れするものです。申し込みから借り入れまでスピーディーなことが多く、金利は高めの傾向にあります。事業者系カードローンは、事業者を対象としたもので限度額が高いです。

なお、この記事では事業者カードローンや法人カードローンを除いた個人向けのカードローンについて紹介します。

カードローンで重要となる信用情報とは?

カードローンの審査において重視されるのは、個人の信用情報です。信用情報とは、氏名や住所、勤務先などの個人情報のほか、クレジットカードやカードローンの金融取引に関する記録などを指します。一度でもクレジットカードやカードローンを利用していると、どこからいくら借り、返済状況はどうなっていて延滞したことはないかといったことが、すべて信用情報機関に記録されるのです。クレジットカードやカードローンを提供している金融会社は、申し込みがあると信用情報を照会して審査を通すかどうかの判断をします。

過去に悪質な金融事故を起こしていた場合は信用情報機関に登録されますので、審査に影響を与える可能性は高いです。悪質な金融事故とは、融資の返済を2~3カ月以上延滞する、任意整理や自己破産などの債務整理をおこなう、機器を分割購入している携帯電話契約で料金を滞納するなどのケースがあります。返済日をうっかり忘れて数日経ってしまったという程度であれば、さほど心配はいらないでしょう。これらの金融事故情報は、情報機関に永続的に登録されているわけではありません。事故の種類と信用情報機関によりますが、5年程度で削除されることが多いでしょう。

なお、信用情報機関に信用情報が登録されるのは、これまでにクレジットカードやローンを利用したことがある人です。現金主義でクレジットカードもカードローンも利用したことがない人は、機関に情報が載っていません。この状態を「スーパーホワイト」と呼びます。スーパーホワイトは何も問題がないように思えますが、実は審査に通りにくい場合がありますので注意しましょう。

審査に通りにくいのは、金融事故を起こしてから一定期間経って情報が消えた人と同じ状態になるからです。スーパーホワイトは単に利用履歴がないのか、金融事故を起こしたことがあるのかの判断がつかないため、厳しめにみられることがあります。適度にクレジットカードの利用履歴があり、金融事故を起こしたことがない人がもっとも審査に通りやすいといえるでしょう。

総量規制についても知っておこう!

カードローンに申し込むときに知っておきたい情報のひとつに、総量規制があります。これは、借り入れできる金額は借り手の年収の3分の1までとする規制です。金融業者1社に対する金額ではなく、他社からの借入分を含めた融資額が年収の3分の1を超えないようにしなければなりません。たとえば、年収が300万円の人であれば、総量規制によって借り入れできる額は100万円までです。もし、カードローンの申し込み時点で他社から100万円の借り入れをおこなっている場合、審査には通過しません。

総量規制は、消費者金融や信販会社を対象とする貸金業法による規定で、2010年6月に導入されました。この背景には、金融業者が借り手の返済能力を超える過剰融資をおこない、多重債務に陥る人が大量に出て深刻な社会問題となったことがあります。この状況を改善するために、返済可能な金額として年収の3分の1までとする規制ができたのです。

銀行や信用金庫は貸金業法上の貸金業者ではないので、貸金業法の総量規制は対象外となります。しかし、2017年からは消費者金融系や信販会社系だけではなく、銀行系カードローンも自主的に総量規制を取り入れて審査を厳しくしています。これは、総量規制によって消費者金融系や信販会社系から借り入れができなくなったことで銀行系カードローンを利用する人が増え、過剰融資が増加したためです。銀行の姿勢が問題視されたことにより、多くの銀行が自主的に規制するようになりました。

2017年以降は、銀行系であっても年収の3分の1を超える借り入れをするのは難しくなっていると考えたほうがいいでしょう。

カードローン審査の流れ

カードローンの利用を検討しているなら、申し込んでから借り入れをするまでの大まかな流れを知っておくと参考になるでしょう。実際にはそれぞれの金融機関によって細かな違いがありますが、おおよその流れは同じです。

1.フォームに必要事項を入力して申し込みをおこなう

2.金融機関は信用情報機関に申込者の信用情報を照会、内容を確認する

3.在籍確認を受ける

4.メールや電話で審査結果の通知を受ける

5.審査に通っていれば契約手続きをおこなう

6.ローンカードを受け取り、借り入れできるようになる

申込フォームに入力する内容には、氏名、生年月日、電話番号、住所などのほか、勤務先名称や雇用形態、年収なども含まれます。誤った内容を入力すると審査の際に信頼できない人と判断されて不利になる可能性がありますので、慎重に入力するようにしましょう。審査に通りやすくなるようにと、アルバイトなのに正社員と書くなど雇用形態を偽ったり、実際より多く年収を申告したりしてはけません。虚偽申告をしても、信用情報に照会すれば露見してしまいます。

在籍確認とは、申告した勤務先に申込者が本当に勤務しているかどうかを確認するというものです。通常は、勤務先に電話をかけて本人がいるかどうかを確かめます。カードローンに申し込んだことを、周囲の人に知られたくないという人もいるでしょう。在籍確認の電話は、銀行系は銀行名を名乗ることがありますが、消費者金融系の場合は担当者の個人名でかかってくることがほとんどですので、心配はいりません。

たとえば、金融機関の担当者が「○○(担当者個人名)といいますが、××さん(申込者の氏名)はいらっしゃいますか」と聞き、本人につながればそれで確認完了となります。また、本人が離席中だったとしても、電話に出た社員に「ただいま××は席を外しております」といわれれば本人が在籍していることはわかりますので、確認終了です。

審査に通過したあとの契約では、本人確認書類や借入金額によっては収入証明書の提出が必要になります。本人確認書類として使えるのは、運転免許証やパスポートなどです。収入証明書としては、勤務先の会社が発行する源泉徴収票や給与明細、市役所で発行する所得証明書などがあります。

ローンカードは、銀行系は契約してから1週間前後で自宅に郵送されることが多いです。消費者金融系は、自宅への郵送のほか無人契約機があればその場で発行できます。また、一部の消費者金融ではカードなしで取引できるカードレス決済を取り入れていて、スピーディーな借り入れが可能です。

審査で重要視されるポイント

カードローンに申し込むと、どの金融機関でもまず審査がおこなわれます。この審査の目的は、申込者に安定した収入があり、きちんと返済できるかどうかを判断することです。審査の際には、重要視されるいくつかのポイントがあります。それが次の3点です。

・信用情報

・他社からの借入状況

・年収

信用情報で確認されるのは、これまでに深刻な金融事故を起こしていないかどうかということです。金融事故の情報が信用情報機関に登録されているのであれば、審査はかなり厳しくなるでしょう。5年以上経って情報が削除され、クリーンになるのを待つしかありません。他社からの借入金額も重視されるポイントです。たとえ収入が高くても、他社から多額の金額を借りているのであれば、審査では不利になります。借りたお金を返済するには安定した収入が必要ですので、年収も重要視される情報です。当然、高いほど審査に通りやすくなります。

審査を受ける際のポイント

どこの金融機関も、審査に通る基準を公開していません。そのため、どうすれば確実に審査に通るかということはわからないのです。しかし、審査に通過する可能性を高められるポイントは、いくつかあります。申し込みの前に知っておくと参考になるでしょう。主に次の3点が挙げられます。

・複数のカードローン会社やクレジットカード会社に同時に申し込まない

・希望借入額は必要最小限にしておく

・他社から借り入れがある場合は可能な限り減らしておく

カードローンの審査で重視しているのは、「申込者に十分な返済能力があるかどうか」ということです。仮に申込者に十分な返済能力がなければ、貸し付けをおこなっても返済されないということになりかねません。もし、何社もの金融機関に同時に申し込みをすると、困窮していて融資をしても返してもらえない可能性があるととらえられ、審査に悪影響をおよぼす恐れがあります。信用情報機関に照会して情報を得ればわかってしまうことですので、同時に何社も申し込むのは避けましょう。

申し込みの際には、希望する借入額(利用限度)も申告します。最初の申し込みからあまりに高い金額にすると、きちんと返済できるのか疑われて審査が厳しくなる傾向がありますので、注意が必要です。申し込むときは、設定できるなかでもっとも少ない金額にしておくといいでしょう。返済実績を重ねれば、あとから利用限度額を増額することは可能です。

すでに他社から借り入れをしている場合、それも信用情報機関への照会によって知られています。多くの金融機関から借り入れをしていると、お金に困窮しているのか、返済できないのではとみなされ、審査に落ちる可能性が高くなるでしょう。複数社からの借り入れは、多くとも3社以内にすることが望ましいと言われています。また、先に述べたように、総量規制や銀行の自主規制によって年収の3分の1を超える金額を借り入れすることはできません。申し込み時点で他社からの借入額が年収の3分の1程度あれば、審査にはすぐに落ちてしまうでしょう。そのため、他社に借り入れがあるときは、できるだけ返済をすすめて借入総額を減らしておくことが大切です。

審査に不安がある場合の対処法

年収が低かったり、勤続年数が短かったりして、審査に通るか不安だという人もいるでしょう。その場合は、正式に申し込む前にできる対処法があります。その1つが、「お試し審査」「借入診断」などを試すことです。これは多くの消費者金融の公式サイトに設けられている仕組みで、年齢や収入など基本的な情報を入力すると借入可能かどうかを短時間で判断してくれます。正式な申し込みではないため、仮に通過しなかったとしても信用情報機関に記録が残ることはなく、特にデメリットとなることはありません。

銀行系カードローンは審査が厳しい傾向があるため、比較的審査が緩めといわれている消費者金融系に申し込むことも1つの方法です。また、申し込みフォームの入力は慎重におこない、正確な情報を記載するようにしましょう。特に勤務先や年収などで間違いがあると、信用できない人だと判断されて審査に悪影響を与える恐れがあります。さらに、在籍確認の電話があるときは、周囲に電話がかかってくることを告げるなどして確実に出られるようにしておくことも大切です。なるべく誠意の伝わる対応をするようにしましょう。

状況に合わせてピンポイントで申し込もう!

カードローンには銀行系、信販会社系、消費者金融系といくつもの種類があり、カードローンを提供しているところは非常にたくさんあります。審査に通るか不安で、いくつものカードローンに同時に申し込みたくなる人もいるでしょう。しかし、これはお金に困っているといった印象を与え逆効果ですので、むやみに申し込むようなことはやめるべきです。状況に合ったカードローンを厳選し、借入希望額は最小額にする、正確な情報の入力を心がけるなどのポイントを押さえて申し込むといいでしょう。

監修者プロフィール : 有田 宏

有田 宏
  • NPO法人北海道未来ネット専務理事、CFP
  • ファイナンシャル・プランナー。2000年、日本FP協会のCFPを取得。2004年よりNPO法人北海道未来ネット専務理事。金融・経済分野を中心とした執筆・講演・コンサルタント事業に従事。
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