【基礎知識!】キャッシングを利用するなら返済方法を知っておこう

キャッシングを利用する際は、借り入れの方法だけではなく、返済方法についてもしっかり把握しておかなければいけません。ほとんどの金融業者では複数の返済方法を用意している場合が多く、自分に合った方法を選べば、負担を最小限に抑えながら返済できます。そこで、返済方法の種類や特徴など、効率的に返済を進めるため知っておくべき基礎知識を紹介します。

キャッシングの返済には3種類ある!

キャッシングの返済方法には、大きく分けて約定返済と臨時返済の2種類があります。約定返済とは、金融業者が設定する約定返済日までに、指定された金額を返済する方法のことです。約定返済はカードローンだけではなく、クレジットカードや住宅ローンの支払いでも利用されることが多いです。約定返済日はあらかじめ決められているケースもあれば、任意の日付を選べるケースもあります。また、35日周期で返済日が変わるケースもあるので、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

臨時返済は随時返済とも呼ばれ、自分の好きなタイミングで、任意の金額を返済する方法です。いわゆる住宅ローンの繰上返済と同じです。ボーナスなどの臨時収入があった際、積極的に臨時返済を利用すれば、早めに返済を終わらせることができるでしょう。なお、基本的にキャッシングの返済は、毎月決まった金額を返済していく「リボルビング払い」が適用されています。分割払いとは違い、借入額に応じて毎月返済する最低金額を決定する方式です。毎月の支払い負担は低いものの金利は高く、年15%ほどかかります。

ただし、お金に余裕があるときに返済を行う「臨時返済」を併用すれば、リボルビング払いだけで返済を続けるよりも早く残高を減らせる分、利息を低く抑えることも可能です。数万円程度の少額のキャッシングなら、一括払いを利用するという方法もあります。一括払いなら借り入れた全額をまとめて返済できるので、利息を最小限に抑えられるでしょう。しかし、数十万や数百万の高額キャッシングを利用した場合、一括返済を選択すると、負担が大きいので、注意しましょう。

キャッシングを返済する方法1:口座引き落とし

口座引き落としによる返済は、口座から自動的にお金が引き落とされる便利な方法です。口座に残高があれば、わざわざ銀行やコンビニエンスストアのATMに行く必要はなく、引き落とし日を忘れて延滞してしまう心配もありません。金融業者によっては口座振替日を任意で設定できる場合もあるので、給料日の翌日もしくは数日以内に設定しておけば、入金忘れや残高不足による延滞も起こりにくく便利です。さらに、口座引き落としによる返済は、手数料を無料にしている金融業者も多く見られます。ただし、一部のインターネット銀行では、口座引き落としに対応しているのは約定返済のみです。臨時返済には使えないケースもあるので注意しましょう。

なお、口座引き落としに利用できる口座は金融業者により異なります。キャッシングを利用した銀行の登録口座しか利用できない場合もあれば、提携している金融機関の口座を利用できる場合もあるので、人によっては引き落とし用の口座を開設しなければならないケースもあるでしょう。また、口座引き落としは毎月の口座振替日があらかじめ決められているため、自分の好きなタイミングで返済することはできません。通帳記入したときに、口座振替の記録が残ってしまうという点も大きなデメリットです。そのため、家族にキャッシングを利用した事実を知られたくない人は、通帳を見られないよう厳重に管理しなければいけません。できる限り証拠を残したくない場合は、以下の銀行振込やATMでの返済を選んだほうが無難でしょう。

キャッシングを返済する方法2:銀行振込

銀行振込は、銀行の窓口に振込依頼をするか、銀行のATMから振込を行う返済方法です。この方法は口座引き落としとは違い、返済をした記録が残りません。そのため、家族に知られずにキャッシングをしたい人や、インターネット返済や提携ATMでの返済ができない人に利用されています。ただし、銀行によって取扱時間が異なるため、期日までに忘れずに振込を行うよう注意しなければいけません。また、振込手数料も銀行によって異なります。

一般的に、提携銀行やコンビニエンスストアのATMから返済する場合の手数料は100~200円(税抜)程度です。しかし、銀行の窓口で振込む場合、600~800円(税抜)程度の高い手数料がかかることもあります。手数料は毎月返済を行う度に発生するので、コストを負担に感じる人もいるでしょう。銀行振込による返済は、中小規模の消費者金融業者で主流となっている方法です。できるだけ返済時のコストを抑えたい人は、銀行や大手消費者金融など、銀行の窓口振込以外の返済方法を選べる金融業者を利用するのも良いでしょう。

キャッシングを返済する方法3:クレジットカード会社や提携のATMから振り込む

提携している金融機関のATMや、カードローン会社を利用してキャッシングを返済するという方法もあります。ATMで返済を行えば、その場で利用明細が発行されるので、通帳に記録が残ることはありません。しかも、キャッシングに対応している金融機関のATMなら、営業時間内にいつでも返済が可能です。ATM返済なら約定返済と臨時返済のどちらにも対応していることが多く、臨時収入があったときなどに臨時返済を行えば、利息を減らすこともできます。ただし、利用できるATMや利用手数料は金融業者によって異なるため、事前に問い合わせたり、公式ホームページなどで確認したりしておいたほうが安心でしょう。

また、ATMのメンテナンス時間帯は返済ができません。曜日によって営業時間が変わるATMもあるので、あらかじめ利用可能時間帯を把握しておきましょう。返済できるATMがどこに設置してあるのか、場所を確認しておくことも重要です。利便性を重視するのであれば、提携しているATMが多い金融業者や、自分がよく利用するATMと提携している金融業者を選ぶのも良いでしょう。コンビニのATMなら、多くの金融業者で24時間対応しています。平日はもちろん、土曜日や日曜日に返済しても問題はありません。

ただし、利用時間帯によって手数料が発生するATMや、土日は取り扱いを休止しているATMもあります。特に、土日の深夜はメンテナンスを行っているATMが多いので、深夜に返済をしたいときは、メンテナンス時間と重ならないか、あらかじめ確認しておきましょう。なお、土日に返済を行っても、その日が返済日になるわけではありません。返済記録は残りますが、実際に着金するのは翌営業日です。ほとんどの金融業者では、返済期日が土日祝日や休業日に重なっている場合、翌営業日が返済期日となります。延滞することがないよう、毎月の返済期日は必ずチェックしましょう

なお、返済するタイミングがあまりに早すぎると、前月の臨時返済分として処理されてしまう可能性があります。すると、期日までにもう一度、当月分の約定返済分を支払わなければいけません。延滞扱いされないためにも、いつからいつまでの期間に返済をすれば約定返済と見なされるのかを確認してください。

キャッシングにおける金利はどうやって決まる?

キャッシングにおける金利は、同じ金融業者を利用していても、全員が同じというわけではありません。金利は信用情報をはじめ、申し込み時の情報を元に決定します。信用情報とは銀行や消費者金融、クレジットカードといった金融サービスの利用履歴の情報です。信用情報は日本に3つある信用情報機関に保存されており、ローンを申し込んだ際や、クレジットカードを作る際に金融業者に開示されます。金融業者は信用情報をもとに、利用者の返済能力や信用の有無を判断し、金利を設定するのです。たとえば、過去にローンの返済を延滞したといった記録があった場合、信用が低いと判断され、金利が高くなりやすいでしょう。

ただし、金利は金融業者が自由に決められるからといって、どれだけ高くてもいいというわけではありません。金利の上限は出資法という法律により決まっており、年20%を超える金利で貸付を行うことはできません。さらに、利息制限法という法律により、上限金利は貸付をした金額に対し年15~20%と決まっています。基本的に信用が高く、借りられる金額が多い人ほど金利が低くなります。さらに、カードローンの金利は、利用する金融業者によって変わります。消費者金融系のカードローンは、年利5~18%程度が相場です。一方、銀行系のカードローンでは、年利3~15%程度が相場となります。

大手消費者金融や銀行では、上限金利よりも低く金利が設定されている場合がほとんどです。しかし、返済が遅れると、上限金利がつくこともあります。延滞した場合にペナルティーとして発生するお金を遅延損害金や遅延利息と呼び、遅れた日数分に上限金利がつくケースが多いです。延滞すると遅延損害金を支払うだけではなく、信用情報にも延滞したという情報が残ってしまいます。2カ月以上延滞が続くと、追加の借り入れができなくなってしまうので注意しましょう。

実際の金利を計算してみよう!

実際の金利が気になるときは、自分で計算することもできます。「借入金額×金利÷365×借入日数」で求められるので、覚えておくと便利です。たとえば、実質年率が14.5%のカードローンを30日間で20万円借り入れる場合、200,000×0.145÷365×30=2,383で、利息額は2,383円ということになります。利息額の計算方法を知っていれば、複数の金融業者を比較し、より利息額の低い業者を探すことも可能です。しかし、毎月の返済金額や返済期間、借入可能額の計算は難易度が高く、簡単に算出することはできません。正確な数字が知りたいときは、金融業者の返済シミュレーションツールを活用すると良いでしょう。

キャッシング利用で押さえておきたいポイント

キャッシングを利用する際、できるだけ利息を抑えるために知っておくべきポイントがいくつかあります。まず、基本的に借り入れたお金は早く返すほどお得です。利息はキャッシングを利用した翌日から発生します。金融業者の資料やホームページでは、年利で表記されていることが多いものの、実際の金利は1年単位の計算ではなく、日割り計算により算出しています。たとえば、同じ10万円を借りた場合でも、20日で返済できれば100,000×0.14÷365×20=767で利息は767円、30日で返済すると100,000×0.14÷365×30=1,150で利息は1,150円です。

利息を減らすには、お金に余裕があるときにできる限り臨時返済を行い、早めにキャッシング残高を減らしましょう。特に、リボルビング払いは、借りた当初は金利の支払部分が多く、キャッシングの残高が減りにくくなっています。臨時返済を併用して月々の返済額を増やせば、効果的に総返済額を減らせるでしょう。負担を最小限に抑えたいときは、一括払いで返済するという方法もあります。一括払いの場合、ショッピング利用をした際と同じように、1カ月ごとに区切って返済する場合がほとんどです。一括払いなら借り入れた金額と利息をまとめて返済するため、追加でキャッシングをしない限り返済額は増えません。

ただし、一括払いで高額のキャッシングを行う場合、翌月の引き落とし日までに、借り入れた金額と返済日までの利息をまとめて支払う必要があるため、あらかじめ金利を計算したうえで、計画的にお金を用意しておかなければいけません。一括払いで返済する場合は、自分の返済能力を考慮して借り入れる金額を決めましょう。どうしても一括払いが難しい場合は、事前に申請すれば一括払いからリボ払いに変更できる金融業者もあります。返済期日までにお金が用意できず支払いが遅れてしまうと、信用情報に傷がつくだけではありません。返済の遅延が続けば、最悪の場合、利用停止や強制解約が行われる可能性もあるので注意しましょう。

自分にとって一番便利な方法で返済しよう!

キャッシングの返済方法は利用する金融業者によって異なります。しかし、返済方法が1つしかないというケースは少なく、いくつかの選択肢から自分が返しやすい方法を選べる場合がほとんどです。初めてキャッシングをする人や、キャッシングをほとんど利用したことがない人の場合、どの方法を選ぶべきか迷うこともあるでしょう。返済方法を決めるときは、事前に返済シミュレーションなどを行い、しっかりとした返済計画を立てておくと安心です。万が一、返済が遅れてしまった場合、今後のキャッシングの利用が制限されてしまう可能性もあります。延滞することなく、確実に返済を続けるためにも、自分が利用しやすい方法を選びましょう。

監修者プロフィール : 青野 泰弘

青野 泰弘
  • ファイナンシャルプランナー・行政書士
  • 1964年静岡県生まれ。同志社大学法学部卒業後、国際証券に入社。その後トヨタファイナンシャルサービス証券、コスモ証券などで債券の引き受けやデリバティブ商品の組成などに従事した。2012年にFPおよび行政書士として独立。相続、遺言や海外投資などの分野に強みを持つ。
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