おまとめローンは即日融資してくれる?

ローンの返済期限が迫っている場合、即日融資が可能なおまとめローンがあれば便利ですね。しかし、おまとめローンは、申し込めばその場ですぐ融資してもらえるとは限りません。高額融資になる場合が多く、審査を通過するためには、いくつかの条件を満たしておく必要があります。この記事では、おまとめローンは即日融資が可能であるか、どのような審査項目があるのかを紹介します。

金融機関の一般的な審査期間

カードローンの場合、特に消費者金融では即日融資を実施しているところも少なくありませんが、おまとめローンの一般的審査期間は1~2週間ほどです。これは、おまとめローンの場合、既に複数の借入をした状態で審査を受けるため、金融機関からすると返済リスクが高く審査が慎重になるためです。

金融機関の審査項目

おまとめローンの特徴として、カードローンよりも審査が厳しく時間がかかることが挙げられます。カードローンと基本的な審査項目は同じですが、おまとめローンの場合、特に収入状況が重視されます。安定した収入や、1年以上の勤続年数実績がないと、審査に通らないことも少なくありません。他社に借入がある状態で利用するので扱う金額も大きくなります。審査が時間をかけて慎重におこなわれるのはこのためです。

そのほかにも、おまとめローン審査では主に次の3つの項目が重視されます。

1つ目はブラックリスト入りしているかどうかです。過去に金融事故や延滞を起こしていると、ブラックリストに登録されている可能性があります。ブラックリストとは、信用情報機関が管理している情報で、消費者金融や金融機関が共有できるものです。

ローンやクレジットカード、キャッシングなどの支払いを2~3カ月以上延滞すると、長期延滞となり、1~5年間ブラックリストに登録されます。たとえ延滞期間が数日間と短期であっても、半年以内に2回以上の延滞をしている場合は、審査落ちの対象となるため、注意が必要です。

信用情報には、ローンの申し込み履歴も残ってしまいます。そのため、一度に複数の会社に申請すると、短期間で何社にも申し込むほどお金に困っている、つまり返済能力がないと判断されてしまいます。その結果、審査に落ちやすくなるのです。おまとめローンを申し込む際には、1社に絞り込むようにしましょう。

2つ目は、他社からの借入状況です。基準となる数値は、各金融機関によって異なりますが、他社からの借入が3~4件以上となると、審査に落ちやすくなります。一般的に、金融機関では年収の3分の1が他社借入金額の基準として定められており、総量規制と呼びます。借入額が総量規制を超えている場合、審査に落ちるケースがあるため、注意が必要です。もしくは、返済負担比率が35%という基準を設けている場合もあります。返済負担比率とは、年収に対するローンの年間返済額の割合です。住宅ローンや教育ローン、自動車ローンなどすべてのローンが対象となります。

3つ目は、在籍確認です。在籍確認は、申し込み時に記載した勤務先で本当に働いているのかを確認するためにおこなう電話です。在籍確認によって、休職中であったり、在籍が確認できなかったり、勤務先が存在しなかったりしていることがわかった場合、審査に落ちてしまいます。そのため、申し込み時には、記載ミスや虚偽の申告をしないよう注意が必要です。意図的でなくても、申請した情報にミスがあれば、審査ではマイナスのイメージを与えてしまいます。

そのほか、雇用形態や収入なども審査項目に含まれる場合があるので注意しましょう。

収入に関しては、給与収入と事業収入は安定収入として認められるため、審査に影響することはあまりないでしょう。

おまとめ専用ローンとカードローンの違い

カードローンの場合、借りたお金を何に利用するのかは借入側が自由に決めることができます。一方、おまとめ専用ローンは、複数の借入を1つにまとめるために使用すると定めている金融機関もあります。まずは、おまとめローンで、複数ある借入額分のお金を借ります。次に、おまとめローンで借りたお金を使って、これまでの借入先に借金を完済します。その後、返済はおまとめローンのみとなる場合もあります。3社で借入し、各金融機関に毎月1万円ずつ、合わせて3万円を返済していた場合、一つにまとめることで毎月の返済額が1万円程度で済むようになります。月々の返済負担を減らすことで、生活が楽になるかもしれません。また、金融機関に支払う金利の合計額が少なくなる可能性が高くなるというメリットもあります。

おまとめローンは、このような目的のためにあるので、返済のためにしか使うことができないのです。多くの場合、おまとめローンの会社から、複数の借入先へ直接振り込んで完済する形がとられます。自分で返済する場合は、完済証明の書類提出が必要です。

消費者金融は即日融資が可能?

消費者金融の場合は即日融資が可能なケースもありますが、銀行の金利が2.8~9.8%なのに対し、消費者金融の金利は3~18%と高くなってしまうため、最終的な返済総額が高額になる場合があります。消費者金融の場合、上限金利が17.5~18%と高めに設定されているため、注意が必要です。また、借入限度額も300万円前後となっており、銀行の500~1000万円と比べると少ないのがわかります。そのため、借金が多い人には不向きといえるでしょう。

さらに、おまとめローンにしたことで月々の返済額は減ったのに、支払利息の総額は増えてしまうことも考えられます。これは、借入総額は変わらないのに、月々の返済額が減ることで返済期間が長くなるためです。特に、即日融資が可能な消費者金融は金利が高く設定されているため、支払利息の総額が増え、結果的に最終的な返済総額が高額になる可能性が高くなります。

闇金業者の「即日融資」は利用しないほうがいい?

おまとめローン自体に危険性はありませんが、闇金業者を利用したおまとめローンは、かなり危険です。即日融資が可能だからといって、利用すべきではありません。闇金業者の利用が危険な理由としては、違法な金利が挙げられます。金利の上限は、年率20%ということが法律で定められています。しかし、闇金業者はその法律を守りません。そのため、驚くほど高い金利で融資をおこなっているのです。おまとめローンを利用することで、返済を楽にしたいのに、こんなに金利が高いと余計に返済できなくなってしまい、本末転倒です。

闇金業者で借りたおまとめローンが返済できなくなると、暴力的な取り立てを受ける可能性もあります。恐喝のような電話が1日に何回もかかってきたり、自宅や職場に押しかけて金銭を要求したりするかもしれません。また、家族や子どもにいやがらせをしたり、近所に督促の紙を張り付けたりすることも考えられます。現在は法律でそのような行為は禁止されており、警察沙汰を避けて自粛する闇金業者がほとんどですが、強引な取り立てを続けている業者も一部存在するようです。1度でも闇金業者で借りてしまうと、その後個人情報が闇金業者間に渡り、複数の闇金業者から営業をかけられたり、押し貸しにあったりすることもあります。そうならないためにも、闇金業者のおまとめローンには、手を出さないようにしましょう。

そうはいっても、相手が闇金業者だとは思わず、おまとめローンを契約してしまう場合があるかもしれません。闇金業者かどうかを見分けるためには、3つのポイントに留意する必要があります。

1つ目は、貸し付け条件です。「ブラックリストに登録されていても借りられる」「金利2%で融資可能」「多重債務者歓迎」など、審査が通りやすく借りやすいような条件ばかりを提示している場合は気を付けましょう。ブラックリストの掲載者や多重債務者などは、返済能力がないと判断され、一般的に借入をすることができません。それなのに融資可能としているということは、違法な方法でも回収するということです。

2つ目は、貸金業登録番号です。貸金業を開業するにあたり、必ず内閣総理大臣または知事の認可を受けなければなりません。認可を受けると、貸金業登録番号が発行されます。正規の貸金業者の場合、この登録番号がホームページに記載されています。登録番号を詐称している可能性もあるため、その番号をネット検索し、ヒットするかどうかを確認しておくと安心です。さらに、登録番号の横にあるカッコ内の数字にも着目しましょう。この数字は、3年ごとに更新した営業年数を表しています。

3つ目は、日本貸金業協会の協会員番号です。日本貸金業協会は、内閣総理大臣の認可を受けた貸金業界唯一の自主規制機関で、貸金業者の営業が健全かどうかを監視するための認可法人です。ここに加入していれば、協会員番号が発行され、ホームページに記載されています。これら3つのポイントを確認することで、そうとは知らずに闇金業者に手を出してしまう可能性を減らすことができます。

即日融資してくれるおまとめローンはない!

即日融資ができるおまとめローンはありますが、必ずしもその日にお金が手元に入るというわけではありません。また、しっかりその会社について調べておかないと、気づいたら闇金業者から借りていたということにもなりかねません。金利や借入限度額などを調べたうえで、おまとめローンをすることで返済が楽になるかどうかを確認してから利用するようにしましょう。

監修者プロフィール : 牧野寿和(まきのひさかず)

牧野寿和(まきのひさかず)
  • 独立系ファイナンシャルプランナー
  • 自らを「人生の添乗員®」と名乗り、相談者とその家族が描いた「人生の行程表」通りの人生が歩めるように、実現可能なプランニングと実行サポートを行いながらその方の人生に寄り添っていく、創業16年の独立系ファイナンシャルプランナー
  • (保有資格:CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)
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